☆温度で色が変わる塗装、サーモカラーペイント

温度で色が変わる塗料・サーモカラーの仕組みや用途とは。

サーモカラー(熱によって色が変わる材料)は、温度に応じて色が変化する特殊な物質です。

  • ●レウコ染料: サーモカラーの主要な成分はレウコ染料と呼ばれるものです。レウコ染料は、化学構造が温度変化によって変わり、それに伴い色が変化する性質を持っています。
  •                                                         ●温度による化学反応: 低温時には、レウコ染料は色を持つ形状をしていますが、温度が上昇すると化学構造が変化し、色が消えたり別の色に変わったりします。温度が下がると、再び元の色に戻ります。
  •                                                         ●カプセル化: 通常、レウコ染料は微小なカプセルに封じ込められています。これにより、染料が直接環境に触れることなく、安定して温度感応性を示すことができます。
  •                                                         ●応用: サーモカラー材料は、Tシャツやマグカップ、バッテリー残量表示など様々な製品に応用されています。
  • 特に気温の変化を視覚的に示すために使用されることが多いです。

サーモカラー材料は、温度に敏感な化学物質の特性を利用して、色の変化を生み出します。これにより、温度の変化を直感的に理解することができるため、多くの実用的な応用が可能になっています。が可能になっています。

☆温度で色が変わる塗装と、カメレオン塗装を融合させた、ペイントをご紹介します。

温度で色が変わる塗装、サーモカラーペイント

実際にご覧になった方のが、早いと思います動画がありますので良かったら見てください。

☆温度で色が変わるサーモクロミック顔料を使った、サーモカラー塗装について解説します。

   塗装工程はホワイトベースにブラックでレース塗装をサイドにいれて、フードにキャラクター、つぎにサーモカラー顔料をペイントし、その上にカメレオン塗装で最後にクリヤーコートでフィニッシュしています。

画像 1

温度で色が変わる顔料で塗装した車

画像 2

温度で色が変わる車

☆上の画像で、使用したサーモカラー顔料について。

   上の画像の塗装に使った、サーモカラー顔料は30度以上でブラックになり、30度以下では半透明な乳白色になる、顔料を使っています。室温30度以上のところで、水をかけてるのが画像1、再びペットボトルでお湯をかけて色を戻しているのが画像2です。

☆温度で色が変わる塗装 Part 2

☆高額サーモカラー、レインボーサーモを使った温度で色が変わる塗装 Part 2を紹介します。

   下の画像は液晶タイプのレインボーサーモカラーで、ペイントしたFRP製のタンク型ペイントシャーペになります。25度、27度、30度にかけて色が変化していきます。夏で外気温度が32度ある日でしたのでエアコンをかけて撮影しました。気持ち色が変化していますが手を当てて、よくあるパターンの画像を撮ってみました。

画像1

温度で色が変わる塗料を使ってカスタムペイント でバイクのタンク型を塗装して手で触って色の変化を試しているところの画像です
カスタムペイントで温度で色が変わる塗装をしたバイクのタンク

画像2

温度で色が変わる塗料を使ってカスタムペイント をバイクのタンク型にして温度で色が変わるか触った後の画像です。
カスタムペイントで温度で色が変わる塗装をしたバイクのタンク

☆温度で色が変わる 塗装・レインボーサーモカラー編!

☆温度で色が変わる塗装・レインボーサーモカラーを使ったカスタムペイント動画をご紹介します。

   サーモカラーを使いバイクのタンク型をペイントして行く、カスタムペイント動画の紹介になります。興味のある方はご覧下さい。かなり面白い色の変化をします。

   今回使用した液晶タイプのサーモカラーは、液状の水性タイプの塗料でした慣れないとペイント しづらい塗料です。カスタムペイントの材料として使うのに全然データーがありませんでした、よかったら参考にして下さい。 

   銅粉を下塗りしたのは、FRP製のタンクを使ったので鉄製と違って熱伝導が悪いので使用してみました。


   サーモカラー顔料もかなりの種類があり、温度によって色が3色に変化するモノや、色が変わる温度も色々選べます。使ってみた感じとしては、今のところ紫外線にとても弱いと思います。屋外では日増しに効果が薄れていき色が変化しなくなります。短期間の屋内向けの塗装顔料だと思います。