ワンオフボディー加工,FRP修理

上の画像は、一年ほど前にレインボーフレーク塗装を頼まれて全塗装をした、クラウンのボンネットフードです、当時、依頼してきたオーナーから購入した次のオーナーからの依頼です。車両保険でサイドステップとリヤーサイドのデュフューサーの修理を保険見積もりして、それなりの金額が出たので、気になる所を全て補修することになりました。とても完成度の高いカスタムカーでしたが、ボンネットのワンオフで造ったプレスラインの周りの塗装が浮いていたり、プレスライン自体にヒビが入っていたので、とても手間が、かかりますが、その部分の塗装を剥くことにしました。

一部サンダーで削って見ると、内で塗装する前の塗装が浮いていました。塗装屋として、塗装が浮くということは、とても恥ずかしい事ですキッチリ下地処理をしないと、こうした事が起こります。古いアメ車のお客で、錆びで塗装が浮いてきたと言ってくる人がいて、見て見ると塗装が浮いている状態で、ウチの前の塗装屋の足付け処理が悪く塗装がひっぱられ、ぷっくと塗装が浮いていました。そのお客は過去に、ケチって後輩の塗装屋で剥離から全塗装までしたらしく、どんな工程で作業したのかを考えるとゾッとします。

一度プレスラインを作った後に、更にプレスラインをかさ上げしたみたいで、それと最初のプレスラインの密着不良で、所々浮いてしまったようです。ヒビは、エアロキットのマスターモデルを作る時によく使われる、ワーカブルの様な物にヒビが入っていました。

 

FRPで一度巻いて、仕上げる事にしました。ボンネットとFRPの密着を良くするために専用のプライマーを塗布します。

春秋用のポリエステル樹脂でFRPのマットを貼っていきます。今回はツープライ、FRPマットを二枚貼って、一般的なエアロパーツ並みの強度で固めて抑えます。

FRPの硬化後に、しっかりサンディングして、一般的なポリパテだとすこし不安なので、念には念を入れて、カーボン繊維入りのパテで粗方仕上げます。

カーボン繊維入りパテで整形後に、一般的なポリエステルパテで仕上げます。

その後、黒のスプレーパテで仕上げて微妙な、歪み等を細めのポリエステルパテで仕上げていきウレタンサフェーサー塗装して、更に当て板を使って歪みをチェックしながら塗装用の下地に仕上げていきます。

最後に塗装をして、完成しました。その他のパーツも塗装して、車輌に装着して終了です。一年ぐらい前に、このクラウンをレインボーフレークで全塗装した、貼り付けておきますので、良かったら見てください。